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「楽しさ」を軸に、パフォーマンスの上がる環境を整える|IMAGICA GEEQ社長・森田正和インタビュー#2

2023年4月、ゲーム事業に特化した会社としてスタートしたIMAGICA GEEQ(イマジカ ジーク)。IMAGICA GROUP内にあったゲーム関連事業の基盤を活かし、よりグローバルに成長する企業へと進化するべく、新たな船出へと舵を切りました。

世界を熱狂させるパワーを持つ「ゲーム」を舞台に、IMAGICA GEEQはどう存在感を示していくのか。代表取締役社長の森田正和が、人材育成と働く環境をテーマに語ります。
IMAGICA GEEQの「今」と「これから」を語った第1回はこちら。


高品質なアート制作を支える、独自の育成カリキュラム

当社の強みのひとつは、 3DCG制作分野です。3DCG制作部門に在籍する従業員は300人ほどで、日本でも有数の規模を誇ります。
クオリティの高い3DCGアートは、 確かな技術を持つスタッフの存在があってこそ。当社では、前身であるイマジカデジタルスケープ時代から独自の育成カリキュラムを確立し、それを受け継いでいくことで、入社後にしっかりと研修を受けられる体制を整えています。

3DCG部門の新入社員は、3カ月ほどの研修でアート制作の基本技術を身につけていきます。研修後も、技術力に合わせて開発会社の制作プロジェクトを担当しながらスキルを高め、活躍の場を広げられるようにチーム編成を行っています。研修や実務を通して高いスキルを身につけられるので、CGの知識を持たずに入社し、今では第一線で活躍している人が多数在籍しています。   
「絵を描くのは好きだけど、CG制作の経験はない」
「美術系大学やアート系の専門学校の出身だけど、CGのことはあまり詳しくない」
こんな不安を持つ方も、当社では大歓迎! ゲームが好きという熱い想いさえあれば、技術はいくらでも鍛えることができる。育成カリキュラムとチーム編成の両軸でしっかりサポートしていきます。     

「働き心地」を重視したオフィス環境

2024年1月にオフィスの移転を行い、ローカライズ、QA(クオリティアシュアランス/品質管理)、人材紹介、撮影・動画制作などの「サービス部門ならびに営業や管理部門」は新オフィスの東京・飯田橋に集結。一方、2DCG制作は3DCG制作の拠点である東京・半蔵門に移して「アート制作部門」を集約。コミュニケーションや仕事のしやすい環境を整えました。 

どちらのオフィスも働き心地のよさにこだわって設計し、仕事の合間にリフレッシュできるカフェテリアなども広くとっています。
楽しく仕事してこそ、パフォーマンスも上がるもの。
モチベーションが上がり、気持ちよく仕事ができる環境に整えることは、社員の能力を最大限に引き出すためにも重要なことだと考えています。

同様に、プロジェクト内容に応じた適正な人員配置も、重要なポイントと位置付けています。健全なワークライフバランスを保ち、仕事はもちろん、プライベートも充実した日々を過ごすことは、長く働き続けられる会社の条件のひとつ。
私は、IMAGICA GEEQを社員一人一人が「ずっとここで働きたい」と思える会社にしたい、と考えています。

ゲーム制作の工程は、地道な作業をコツコツと積み重ねることでもあります。1日8時間も集中してクリエイティブな仕事をすることは大変です。サステナブルに業務を行っていくためには、社員が楽しく仕事をできるようにすることが大切。仲間とワイワイ雑談したり、休憩時には好きなゲームをしたり、社内でもそんなほっとやすらぐ時間を持ちながら、仕事をしてもらえたら、と思っています。

活き活きとチャレンジできる会社に

私が一緒に働く仲間と共有したいValue(価値観)は、次の4点。

常に感謝の気持ちを持とう!
チームで最高の仕事をしよう!
活き活き楽しく働こう!
新しい何かを求めよう!

これらはすべて私自身が心がけていることで、IMAGICA GEEQのバリューとしても掲げています。

もちろん仕事をしていれば、つらいことや苦しいこともあるでしょう。
私自身も、今、産声を上げたばかりのIMAGICA GEEQをどう育てていくか、役員と社員が一緒になって日々進めています。大変なことももちろん多い。でもあとから振り返れば、忘れがたい「楽しかった日々」になるだろうと確信しています。

やりたいことができて、この会社で自己実現できるようになればいいですよね。そのためには、ゲーム業界のなかで、お客さまに価値を認めていただき、大きな存在感を示す企業へと成長していくことが求められます。
社員一人一人が仕事に誇りを持ち、果敢にチャレンジのできる会社に育てていくことが、私のミッションです。

次回は、森田が働くうえで大切にしている「仕事哲学」をテーマにお届けする予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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