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イマジカインフォスに入って、圧倒的に仕事がおもしろくなったワケ|『S Cawaii!』副編集長

IMAGICA GROUPのグループ会社で、TVアニメ『薬屋のひとりごと』の原作小説の出版社としても注目されるイマジカインフォス

ファッション・美容雑誌『S Cawaii!』も同社が刊行しています。
制作チームはわずか3人ながら、雑誌に加え、ムックや書籍も精力的に展開。今回は『S Cawaii!』副編集長の森 健さんに日々の仕事のこと、イマジカインフォスに入社してからの変化を伺いました。

雑誌編集を軸に幅広い業務を担当

――森さんが副編集長を務める『S Cawaii!』はどんな雑誌ですか?

『S Cawaii!』は大人ギャル系のファッション・美容マガジンとして、2000年に主婦の友社で創刊されました。2020年に主婦の友社より事業譲渡を受け、当社が発行元に。現在は、年に4回刊行する季刊誌です。
コンセプトは「ジブンだけの好きで毎日ポジティブに」。ギャル雑誌としてスタートしましたが、今は大々的にギャルとは謳っていません。外見ではなく内面、毎日をポジティブに楽しむのが令和のギャルのマインドと再定義し、読んでくれた人の明日の活力になるような企画、アイテム選びを心がけています。

――森さんの普段のお仕事内容を教えてください。

『S Cawaii!』の制作のほか、アイドルの写真集やムックの制作、編集受託業務などを行っています。また編集部としては、各々ムックや書籍の制作はもちろん、イベントや元アンジュルムの勝田里奈さんがディレクションするアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」を手がけ、ECサイトやポップアップでの販売を行っているスタッフもいます。

――森さんは2023年4月に入社されたと伺いました。前職でも編集のお仕事を?

前職はメンズファッション誌の編集を、さらにその前は主婦の友社で『S Cawaii!』編集部にいたんですよ。『S Cawaii!』が月刊誌から季刊誌になるタイミングで転職したのですが、今またこうして『S Cawaii!』の編集に携わっているって、縁を感じますね。

倍スピードで経験値を積み上げて

――転職を決めたのは、もう一度『S Cawaii!』がやりたかったから?

『S Cawaii!』という媒体への愛着もそうですが、雑誌制作以外にもさまざまな経験ができそうだな、と感じたことがいちばんの理由ですね。月刊誌の編集部にいると、基本的には毎月の誌面制作で手一杯。担当企画を取材・撮影して、入稿して、校了してというサイクルに追われて、なかなかほかのことをする余裕ってないんです。
『S Cawaii!』は季刊ということもありますが、書籍やムックを作ったり、イベント企画したり、アパレルの仕事までやっている。ここなら、いろいろなチャレンジができそうだ、と思いました。

――実際に入社されて、いかがですか?

僕、今30歳なんですけれど、おそらく同じ年齢の雑誌編集者と比べても、幅広い経験ができているんじゃないかな、と思います。僕は今、台割という雑誌の設計図づくりや予算管理、表紙も担当しています。前の職場だったら、あと10年はできなかった仕事です。
だから、この会社に入って「仕事は自分で作る」というマインドに変わりましたよね。与えられた仕事をこなすのではなく、ニーズを汲み取りつつやりたい仕事を自分で提案し、どんどん形にしていく。それができる環境なので、今、すごく充実しています。

寝ても覚めても企画考案

――森さんの表情からも日々の仕事を楽しんでいる様子が伝わってきます。

会社を出ても、次はどんな企画をしようかと、仕事のことばかり考えています。同僚の佐藤と2人で、会社の近くの居酒屋で次号の企画を練ることも。よくお酒を飲むと、仕事の愚痴が止まらない人っていますよね? イマジカインフォスに来てから、僕の生活から愚痴が消えました。愚痴をこぼすより、次はどんなことをしようかとアイデアを出し合うほうがずっと楽しくて。

――愚痴が出ない! すばらしいですね。今、森さんがやってみたいと思っているテーマや企画があれば、ぜひ教えてください。

今、練っているのは、メンズ美容の企画です。コロナ禍の影響もあり、2020年ごろからメンズ美容の市場がぐっと拡大しています。メイクや脱毛をはじめ美容感度の高い男性がグッと増えているものの、まだ全方位でニーズに応えられるようなメディアやショップがないのが現状。『S Cawaii!』のブランドを使って発信するのか、新しいメディアを立ち上げるのかはまだ思案中ですが、ぜひ実現したいなと思っています。


これからの『S Cawaii!』にもご期待ください。
次回はイマジカインフォスでIP創出を推進している水野さんにお話を伺う予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました!

本記事は2024年1月に実施したインタビューをもとに掲載しております。最新情報とは一部異なる可能性もございます。


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