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個性豊かなメンバーが生き生きと仕事のできる環境を|イマジカインフォス社長・前田起也インタビュー#2

TVアニメ『薬屋のひとりごと』の原作小説の出版社としても注目される、イマジカインフォス。社長の前田起也は、「エンタテインメントの基本は人」と繰り返し口にします。その前田が自社に求める人材とは?
3回連載の第2回は、採用と人材育成をテーマにお届けします。

第1回の連載記事:IPのヒットは時の運。だから僕は人に賭ける


癖のある人、大歓迎!

株式会社イマジカインフォス 代表取締役社長  前田 起也(まえだ たつや)
Profile:1995年に主婦の友社に入社。ファッション誌「mina」副編集長、「cawaii」編集長を経て、書籍部門へ。美容・ファッションを中心に多ジャンルの編集を手がける。2014年より取締役に就任。2019年に主婦の友インフォス(現・イマジカインフォス)の常務取締役に。2023年4月より現職。

僕は癖のある人が大好き。
エンタテインメントやクリエイティブの世界では、人と違うことってチャームポイント。実際、ヒットを飛ばす人を見ていると、ちょっと変わっているなと思う人が多いんです。ヒットメーカーのなかには、コミュニケーションが不得手だったり、空気を読まない言動になったりで、ともするとプロフェッショナルであればあるほど周囲から「面倒くさいヤツ」とレッテルを貼られてしまうことも少なくありません。
 でも、なぜ煙たがられるのかというと、彼らの思いが作品や読者や著者に対してまっすぐだから。熱い思いがあるので 、上司に反対されようが、クライアントにNGを出されようが、忖度なんてしないし、真っ向からぶつかることを厭わない。
そのエネルギーがうまく放出されれば、しかるべきときに必ず結果はついてくるものです。
 だから、当社の採用は完全に「癖あり採用」
一癖も二癖もある熱意あるプロフェッショナルな人と一緒に、おもしろいものを作り出し、仕掛けていきたい。彼らがのびのびと才能を発揮できる環境とステップを用意するのが僕の役目だと考えています。

機会を与え、成長の場を提供する

普通すぎることがコンプレックスだった僕は、キャリアのスタート地点から人の10倍の経験を積むことを意識してきました。多くの人と会い、一緒に仕事をし、そのひとつひとつを自分のなかのデータとして蓄積してきた。自分に特別な才能がないなら、才能のある人と一緒に仕事をしたほうが効率的だと考えたわけです。

才能というと、一握りの人しか持ち合わせていない天与のもの、というイメージがあるかもしれません。でも、実は才能を持っている人は多い。けれど、活かしきれていない人も多い、というのが本当のところだと感じます。

せっかくの才も、それを活かす機会がなければ埋もれてしまう
僕自身には異能の才はないけれど、ただひとつ、才能を見つける能力には自信を持っています。それから、その才能を開かせるための道筋もわかる。次にどんなステップを踏んで、どんな経験をするとパワーアップできるか。
僕のなかでは、社員ひとりひとりに成長のカリキュラムがあります。特別に研修プログラムや講習があるわけではないけれど、業務のなかで失敗を含めて必要な経験を積めるように。三振を恐れずに、果敢にチャレンジできるように。そうした場は、ふんだんに用意していくつもりです。
出版は斜陽産業だなんていわれることもあるけれど、僕はまったく悲観していません。5年後、10年後、当社には次代を担うヒットメーカーが何人も育っていると思うし、メディアという器を使ってできることはたくさんあります。世界を編集する「編集者」の可能性は無限大だと考えています

長期ビジョンを持ちながら、今できることを100%本気でやり続ける。その先に、多くの人に届くヒット作や会社としてのさらなる成長があると信じています。


次回、前田流のIPビジネスに関しては以下よりお届けしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。



本記事は2024年1月に実施したインタビューをもとに掲載しております。


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